NEW!! ◇ ROOT90DEEP ◇                        

今年の2月にROOT90MDがデビュー!!。デビューとともに様々な各河川のサクラマスアングラーからの熱いご支持や反響を頂き、また日本海側ではサクラマスの遡上量が少ない中でも好釣果との報告等もあり、メーカーとしましては開発冥利に尽きるの一言です。そんな好スタートになったROOT90MDですが、反響や好釣果の情報が増えるとともに各釣具店様や各河川のサクラマスアングラーの方からROOTのDEEPモデルは作らないの?という声も多数頂いておりました。
そのDEEPモデルに関してなのだが実はすでに昨年度から設計、製作はしておりまして今年の春に各河川での実釣テストを行いデビューする運びとなりました。

  ROOT90DEEP    - Feature -


◆DEEPタイプの最大の弱点にしてストレスでもあった引き抵抗を軽減!!◆

まずはDEEPタイプのルアーを使用したことのある釣り人なら誰しもが感じたであろうDEEPタイプの宿命とも言うべきあのカッタるく、シンドイ巻き心地。個人的にもこれまで様々なDEEPタイプのルアーを使用してきて、各メーカーごとに若干の違いはあれど、あのカッタるく、シンドイ巻き心地はやはりストレスになることが多々あった。またトゥイッチングやジャーキング等のロッドワークにしてもロッドにかかる負荷が大きいため、軽快なロッドアクションでキレのあるルアーアクションを演出することなど皆無であった。
このDEEPタイプの泣き所をROOT90DEEPではリップの形状や角度、スイミングバランスにより、引き抵抗を大幅に軽減することに成功。そのことにより、トゥイッチングやジャーキング等のロッド操作もしやすくなり、それに付随してルアーアクションのキレも格段に向上。
最終プロトのテスト時、仲間に使用してもらった時の感想だが引き抵抗がMDクラスに近い感覚なのにルアーはDEEPレンジにあるという少し気持ち悪い感覚と(笑)一度、投げて巻いてもらえれば他のDEEPタイプのルアーに比べて、引き抵抗の少なさや軽快にトゥイッチングやジャーキング等のロッド操作をできることを感じて頂けると思う。

◆ボディー形状と重心移動タングステンボールの大型化!!◆

ボディー形状に関してはROOT90MDとほぼ一緒なのだが全体的にややファット(太い)にしている。理由としては潜航深度とルアーアクションのレスポンスが関係しているためなのだが開発系の話になるので今回は省略(笑)
ボディーのファット化により重心移動&ラトルとして使用しているタングステンボールをMDよりも大型化。タングステンボールを大型化したことにより低重心化によるスイミングアクションの安定と飛距離向上につながっている。特に飛距離に関してだがDEEPタイプのルアーの中ではトップクラスの飛距離ではないかと思う。また、MDモデルと同様にタングステンボールによる重低音ラトルサウンドとしての機能も兼ね備える。ラトルサウンドに関しては賛否両論あるとは思うが、雨や雪代による増水で濁った水質の場合、魚にアピールするという点において一番重要なファクターだと思う。

◆DEEPモデルとして専用設計されたリップデザイン!!◆

リップデザインに関しては、ROOT90MDのリップを継承しながらもROOT90MDの設計で培った経験をもとにリップの形状や角度等をイチから見直しDEEP専用リップが完成。
ボディー形状のファット化による水流抵抗やスイミングバランスを考えながらも、ROOTシリーズの最大の売りであるチドリアクションもDEEPモデルにもキッチリ搭載。ただし、DEEPモデルのチドリアクションに関してだがチドリの幅をMDモデルよりも控えめに設計。その理由の一つとして流れのあたるディープエリアのポイントでは水流の強さにもよるのだが太くて強い乱流が発生することが多々ある。そこにMDモデルのチドリアクションでセッティングすると過剰なチドリになり最悪な場合、急激な浮き上がりが起こりヒットゾーンを外してしまうため、あえてチドリを控えめにセッティングした経緯がある。今回もリップ形状にはかなりの時間を費やして完成。

リップの比較画像:左側がDEEPモデルで右側がMDモデル。

ボディー形状の比較画像:上側がDEEPモデルで下側がMDモデル 。
            MDよりDEEPモデルの方が若干太い。

 ROOT90DEEP color list 

※ 実際のカラーとは誤差があります。

◆ 最終プロトでのテスト時の釣果画像!! ◆

解禁日2日目の叩かれた後に某ポイントにてキャッチ!!

真昼間に出た良型のサクラマス!!
シーズン後半に仲間がキャッチした良型サクラマス!!